バイクに乗ろうと思った理由

先日のツーでご一緒させていただいた初対面のショベル乗りの方に、
そもそもどうしてハーレーに乗ろうと思ったの?と不意に
問いかけられた時、自分は不覚にも答えに詰まってしまいました。
その時はとっさに適当な答えを返したものの、もやもや感が残ったので、
どうしてハーレーに乗ろうと思ったのか。を深く考えてみました。
自己啓発な長文ですので、お忙しい方はスルーして下さいね。

今は1340ccのハーレーFXSTCなんかに乗っている自分ですが、
最初は可愛く中型自動二輪免許からスタートしたんですよ。
十代の終わりに一念発起してバイクの免許を取ろうと思い立ちました。
お金がないからクルマなんかとてもじゃないけど買えないけど、
バイクなら何とか買えるだろう。単純にバイクを交通手段と捉えてました。
ところが家族に相談した時、びっくりするくらいの猛反対を受けました。
母には、女の子がバイクなんて危ないじゃないの!とか、
女の子がバイクに乗るなんてはしたない!ご近所の方に見られたら
恥ずかしいからやめなさい!とか言われました。
当時カワサキエリミネーター250に乗っていた年の離れた兄にまで、
背の低いお前にバイクは無理だ、あきらめろ。と言われました。
古風で世間体を気にする家だったので、そんな感じでした。

でも、それで俄然燃えました。右と言われたら左に行くB型ですもの。
そんな不条理な理由で何かをあきらめたくありませんでした。
だって、何事もやってみなければわからないじゃありませんか。
何でも中途半端な自分だけど、やればできる子だぞ!
というところを周囲に見せ付けてやりたかった。
そして、力や体格では勝てない男子に絶対に引けを取りたくなかった。
男子に乗れて女子に乗れないわけがないじゃない!みたいな。
容姿もそうですが、性格も可愛くない女子だった自覚はあります。
結局一人暮らしを始めてからこっそり中型二輪免許を取りまして、
その後はカワサキやホンダの中型バイクを乗り継いできたけれど、
ショベル乗りだった同居人と知り合い、初めてハーレーを認識しました。
三年前に同居人の元お仲間の方から、今現在所有しているFXSTCを
市場価格ではありえないような破格の値段で譲り受けました。
バッテリー上がりで駐輪場に置きっ放しになっていたボロッボロな
FXSTCを見た瞬間、これは自分のバイクだと直感したのです。
大型自動二輪免許はその時に必要に迫られてサラッと取りました。
ハーレーに乗ろうと思った理由は、いろんなタイミングが合ったから。
人生って全てタイミングでできているんじゃないかって思うことがあります。
もしその方がお友達価格で譲ってくれなかったら、
きっと自分はいつまでたってもハーレーなんて乗れませんでした。
そもそもバイクに乗っていなかったら同居人とは出会っていないわけで、
バイクを通して知り合った多くの方々とも無関係なまま終わったはずで、
もちろんこんな怪しいブログなんて書いていなかったことでしょう。
そこにはきっと現状とはまったく違う人生があったはずで、
それが一体どんな人生だったのだろうと少し気にはなるけれど、
バイクの神さまに与えられたもう一つの方の人生をまるこは生きています。
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